【塗装ラインの紹介】

★塗装ラインへ搭載


3つの塗装方法を紹介します。

1)溶剤塗装

被塗装物を(+)極、スプレーガンから出る塗料の霧を(ー)極にし、ムラなく仕上げるのを助けます(静電塗装)。
ロボットで1次塗装をした後、ハンドガンで仕上げ塗装。
静電気と丁寧な塗装で高品質に仕上げます。

★ロボット溶剤塗装
★人による溶剤塗装


2)粉体塗装

被塗装物を(+)極、スプレーガンから出る粉体を(ー)極にし、ムラなく仕上げるのを助けます(静電塗装)。
ガンで粉体を噴霧して塗装します。
巧みなスプレーさばきで、高品質でありながら生産性の高さが自慢です。

★粉体塗装


3)カチオン電着塗装

水槽の塗料をプラス極に、被塗装部品をマイナス極にして、て電着を行います。
塗装後、部品についた余分な塗料はUF水洗装置により回収され再利用されます。

★電着塗装_前
1.電解水槽に入って
★電着塗装_水槽
2・水槽内で塗装を電着
★電着塗装_後
3.レールに下げられたまま水槽を出る。


★マスキング処理

溶剤塗装や粉体塗装では、製品の使用目的から、「塗らないといけない部分」と「塗ってはいけない部分」の両方
がある場合があります。

そんな時には、「塗ってはいけない部分」に、塗料がかからないように処理します。

世界を相手に販売しているメーカーも、この丁寧な工程を評価してくださってます。

★マスキングセット2
1.マスキング作業
★マスキングセット3
2.マスキングされて、これから塗装される部品

きれいに塗装した製品をラインから丁寧に回収します。

きちんと塗装されていることを目視確認と被膜厚測定を重ねながら回収します。

★ラインからの回収1
★ラインからの回収2
★ラインからの回収3

https://youtu.be/6n_Y86e_HKk

〇膜厚検査風景
〇検査機器

ラインからの回収時に塗膜測定を行います。

出荷前には入念に全品検査を行います。

★検品出荷準備-2
〇検査・梱包風景①
〇検査・梱包風景②
★リフト積み出し
リフトによる積み出し
◆ホクトトラック
トラックによる出荷

1) 搬送用コンベヤーライン(Z型5tタイプ)
コンベヤースピード1.5m/min設定  常用範囲1.5~2.5m/min

2) ハンガー   インデックスハンガー   300mmピッチ 集電子ハンガー 600mmピッチ

3) ワーク 寸法
① 最大400H×200W×1800L 横吊り
② 1200H×600W×600L 縦吊り

4) 前処理装置 スプレー9槽式

5) 通電方法    全没通電(2分)

6) E/Dタンク寸法    
1600H×1200W×123001L(カンペプラント)

7) 水洗    ①UF第一水洗 ②UF第二水洗  ③UF第三水洗 ④純粋水洗 ⑤純粋ミスト

8) 焼付乾燥炉
ガス熱風循環式 
400,000kcal/HR(STジョンソン)

1) 搬送用コンベヤーライン(Z型6tタイプ)
コンベヤースピード2.0m/min設定  常用範囲2.0~4.0m/min

2) ハンガー   インデックスハンガー   300mmピッチ

3) ワーク 寸法
① 最大1000H×200W×2800L横吊り(吊り穴1500ピッチ)
② 2000H×800W×800L    形状によって縦吊りか横吊り
③ パイプ・アングル3000L (吊り穴1500~2800ピッチ)

4) 前処理装置 スプレー9槽式

5) 水切り乾燥炉
ガス熱風循環式
300,000kcal/HR(STジョンソン)

6) 塗装ブース
スプレー式対向ブース
4000L×3550W×3150H(カンペプラント製)
溶剤塗装工程
①前補正ブース ②自動レシプロブース
③自動レシプロブース ④後補正ブース

粉体塗装工程
①粉体ブース ②粉体ブース

7) 焼付乾燥炉
ガス熱風循環式
800,000kcal/HR(STジョンソン)